道徳ナビIN大阪 3月会 24人の参加で行われました
◆道徳ナビIN大阪 3月会
日時:平成27年3月9日(土)
13:30~17:00
場所:アベノハルカス
四天王寺大学キャンパス
参加人数:24人
模擬授業:
古谷先生
(山直中学校)
もっとも悲しむべきことは病めることでも
貧しいことでもなく(あかつき)
資料分析:
よわむし太郎(文部省)
傘の下(文部省)
道徳ナビIN大阪3月会:参加者24名。平成26年度11回目(通算36回目)。前身の教育相談会(カリナビ)を含めると通算77回目の開催。今回もアベノハルカス四天王寺大学キャンパスで行いました。
当日は、小雨模様の中24名が集まり真剣に深く勉強をすることが出来ました。今回は『マザーテレサの生き方』を資料にした「もっとも悲しむべきことは病めることでもまずしいことでもなく」を使って、古谷先生(山直中学校)がしっとりとした授業を行ってくれました。とてもよかったです。
後半は、「よわむし太郎」と「傘の下」の資料分析をしました。
最初によわむし太郎では、「誰の視点」でこの資料を読むのかが論議されました。その話し合いを通じて、短い資料の中でも構図をしっかり考えることの大切さを学びました。
「傘の下」では、助言者の彼女の素敵さと自分のことを小さく思う主人公の対比を通して、資料をどう深めるかについてじっくり話し合いをしました。両資料とも自分1人ではなかなかまとめられない資料ですが,みんなで学習すると本当に深かく見つめることが出来ました。
次回4月道徳ナビは、平成27年4月11日(土)13:30~大阪府教育センターで行います。たくさんの参加をお待ちしています。
「5」参加した感想:
今日の資料は3本とも読みを深めるのが難しいもので、特に「よわむし太郎」ではかつて困ったことがあったので参加して考えることができよかったです。マザーテレサのような偉人の話では、何を切口にどのようなことを子どもたちと一緒に考えていけばいいのか、すごく考えさせられました。「考えるのが難しい発問」の方が「子どもたちが考えたい発問」であることが多いのは,他の教科と共通だと思いました。「よわむし太郎」は、今年度最後の道徳の授業でやろうと思います。この会がどんどん進化しているなと思いました。またできる限り参加させて下さい。
いつもにまして資料が難しいなと思いました。でも嫌な難しさではなく、すがすがしい気持ちで一杯でした。特に「傘の下」はどうしても理屈ばかりになりがちそうですが、そうでなく「僕にとってお姉さんがステキに思えたわけ」を深められたらいいなと思いました。先生方の意見も聞いた上で、でももっと深いところに何かあるような・・・また自分でもじっくり考えてみたいと思いました。ちなみに永吉Tのお話も聞いてみたいな・・・と思いました。
今日はこんないい場所で授業をさせて頂きありがとうございました。木・金曜日でもっと考えたかったのですが、まだまだ整理しきれていませんでした。生徒役の先生方から,自分の予想と全然違う答えが返ってきたときはどうしていいかわからず困ってしまいました。傘の下は難しかったです。これからももっともっと学んでいきたいです。よろしくお願いします。
あべのハルカスから見える雲空をふきとばすような活発に満ちあふれた学習会でした。札幌ではあまり感じることが出来ない授業づくりの「アツさ」を受け止めるために、これからも大阪に通い続けます。