6月学習会:27人参加で開催!
◆道徳ナビIN大阪 6月勉強会
道徳ナビIN大阪16 7月号(ビラ)
平成25年6月 15回目 6月8日
日時:平成25年6月8日(土)
13:30~17:00
場所:大阪府教育センター
参加人数:27人
内容:
・模擬授業(杉江教頭)
最後のおくりもの(文部省)
・資料分析
最後の年越しそば(あかつき)
参加感想:
資料を読んで中心発問を考える。それに加えて授業の組み立てを考えておく。資料を通して子どもたちと何について考えていくのか?とても参考になりました。「最後の年越しそば」は一度中学校2年生でやったことがあります。父の生き方がすごい。自分の死を前にして他人のために作っていた。カラ元気⇒【自分が元気だよと言って周りの人も元気づける」と発言した生徒がいました。父の生き方ってすごい。道徳は深いと感じました。今日の研修もとても勉強になりました。
1つの資料で“意見”だけでなく、“異見”が思考を深めたり、広げたりすることを実感しました。1つの資料でも様々な読み取りができるので、生徒を多種多様な思いを持つと思いますので、授業者側がしっかりと資料を読み込む大切さを実感しました。この雰囲気がとても好きです。ありがとうございました。
「最後のおくり物」の資料は、おじいさんの無償の愛、思いを考えさせる資料で、人の生き様を考えさせていくよい資料です。「最後の年越しそば」の資料も、お父さんの最後の生き様を素敵に考えさせるテレビドラマ(向田邦子の私小説)にもなりそうな、感動を与えてくれる資料であると思った。子どもの心に残る資料や学習になると思う。
今日もありがとうございました。私にとって、自分自身の心が磨かれた様な気がします。人としての生き方や人と人の愛、私自身が今まで考えていなかったことを考えることができました。私にとっての道徳の時間は、自分の心が磨かれる一緒に考えている人の考えを聞いて、自分の考えが深まったり、知らなかった自分を知ることができる時間です。今日も少し成長しました。ありがとうございました。
●杉江さへ(最後のおくり物)の模擬授業:
とてもテンポよく進んで行って、子どもとともに考えたいこと、思い描きたいことがとてもはっきりしていると感じました。そのために、私もジョルジュじいさんの思い、ロベーヌの思いをじっくり考えることができました。ジョルジュじいさんのプレゼントはこれで終わるけれども、これからはロベーヌに自分の力で強く生き抜いてくれることをジョルジュじいさんは願っていたのではないでしょうか。最後のおくり物は、ロベーヌが前に向かって歩くための「温かい後押し」だったのだと思いました。
「息子です」ときっぱり言った、この発問で深めていったのが参考になりました。じっくり授業が進み、おじいさんの思いが深くなっていきました。
ロベーヌのことを考えていたけれども、「命を削ってまで、どうしてジョルジュじいさんはお金を払い続けたのでしょうか?」という質問で、ぐっと2人の愛を考えることができました。先生の「どうして大切なんですか?」「どこで感じたと思いますか?」「何を見ているのですか?」「具体的に言うと」等、いろいろな言葉で掘り下げられることで、私自身もぐっと考えることができました。ありがとうございました。