道徳ナビIN大阪9月会 65名の参加で行われました。道徳ナビIN大阪としては過去最高人数!!

◆道徳ナビIN大阪9月会

日時:平成30年9月15日(土)

  13:30~17:00

場所:あべのハルカス

  四天王寺サテライトキャンパス

参加人数:65名(過去最高)

今回は、模擬授業を2本行ったこともあり、これまで最高の65名が道徳ナビに参加しました。とても賑やかで活気ある会となりました。ただあまりに多くの方々が参加していただいたので、『あべのハルカス四天王寺サテライトキャンパス」の収容人数を超えてしまった感がありました。

次回の会場をどうするか杉中さんと話しています。決まり次第、このホームページでお知らせします。

◆参加しての感想:

二本の模擬授業をされた先生方の授業に対する工夫や主題を考える発問、流れが非常に参考になりました。特に小学校2年生の発達段階では、時間的な経過やそれに伴って変わっていく状況など、内容理解に触れないと肝心な問いがわからないということが過去にありました。(たとえば、自分の幼い時の回想をしながら今自分の話をしている状況など)二通の手紙は、川﨑先生の参考にいただいた25回めの指導案を以前見たことがあるのですが、今日は42回目それがすごいと思いました。後半の「よれた絵」・「ネット将棋」において、A:自分に関する内容項目が、B:人とのかかわりに関することに流されない、”教える側の理解が重要である”ということがよくわかりました。学習会の中で杉中先生が言われた内容項目についての話、小学校では、2つに分けられていたものが合併し中学校「自主・自律・自由と責任」の項目となった意図がよくわかりました。他にも合わさっている項目、逆にわけらえている項目が、発達段階を考慮しているからかもしれません。本日の研修ありがとうございました。

初めて参加しました。講師歴も浅く道徳についてあせっていましたが、夏休みに杉中先生の研修に参加しこの道徳ナビを紹介されました。参加して、自分の考えの浅さ、方向性の違いなどに気づき心が軽くなりました。ありがとうございました。今後も参加したいです。

4つも資料を考えることができて盛りだくさんな内容に大変満足しています。以前、考えた資料もまた時間を変えると、話す相手が変わると、違う側面が見つかって面白いと思いました。「家族愛」のことろで出てきた「一般化しない」という話、「二通の手紙」でルールについて話すのではなく、主人公の生き方を考えるという話が関連づいて心に残りました。人権と道徳について、今自分にとってタイムリーな話だったので、ぜひ2冊読んでみたいと思いました。

「元さんと二通の手紙」はすごく参考になりました。資料をしっかり分析することが大事ですね。二通の手紙を並べて、元さんは、晴れ晴れとした表情で動物園を自らやめていく。その時元さんが考えたことを、多くの生徒と対話しながら共有し価値や主題を深めていけばいいと思いました。

主題をつかむためには、話を簡単に説明することから考えるということなど、目からうろこの話ばかりで大変勉強になりました。模擬授業をしていただいた先生方の授業の検討があったからこそ、『どういう発問』・『問い返し』等がよくわかりました。「子どもが自分の生き方を考える時間」が道徳であるけれども、あえて生活に返さない一般化という話は見極めが難しいと感じました。

模擬授業では、中心発問から切り返しがいかに大切なのかに疑問を感じていた中で、そういう話が出てきて、本当に勉強になりました。ついつい中心発問から派生してしまい主題に迫れていないことが多く、内容項目の理解や指導案を変えることなど新たな取り組みを教えていただいたのでやっていきたいと思いました。