道徳ナビIN大阪 12月会 12名の参加で行われました

日時:令和5年11月25日(土)

13:30~17:00

場所:四天王寺東中学校・高等学校

参加者:12名

参加した感想:

主人公の気持ちがわからない「二人の弟子」をどう授業するか、上人の心から「よりよく生きる」を考える流れは、とても驚きでした。その自由な感性をどうすれば得られるのか、智行の気持ちを考えても「ドツボにはまる」という言葉は納得でした。

少人数だったので発言がやりやすく、内容がとても濃い勉強会でした。「二人の弟子」では、福塚先生のとき、時系列に追っての模擬授業はとても内容が分かりやすく考えが出やすかったですが、「道徳」の50分で終わるという制約では、時間的に厳しく、それが道徳授業の難しさだと思いました。次回の高宮先生の模擬授業も楽しみにしています。

今日は模擬授業をさせていただきました。実際に4クラスで授業をしていく中で少しずつ変更を加えたものの、どうしても手直しを加えていくたびに発問が増えていったため、振り返りをカットするという異例の指導案になってしまいました。その点を「上人」を主人公にすることで一気に解決することができ、まさに「目から鱗」でした。私の模擬授業の後の検討会を1時間近くもやっていただきものすごく勉強になりました。また挑戦させてください。

先日特活になりかねない道徳の授業を見る機会がありました。「何か違うよな」という程度しかわかりませんでしたが、「自分ならどうするか」という捉え方を間違えてはいけないと今日改めて思いました。最終的には「自分なら…」という考えを持ってほしいと思いますが、登場人物になり切って考えるということを大切にしたいです。偉人の話も参考にします。「ゴゴ」はいい話でした。

川崎先生の言う通り「自分事として考える」ことは「自分ならどうする」と捉える傾向が強く、そこに疑問も持たない状態に危惧しています。「自分ならどうする?」は『きれいごと』『格好をつけた考え』が出やすくなるだけで、余計に当事者からはなれてしまうことを、教師は想像すべきだと思います。

二人の弟子の料理の仕方、主人公や助言者の気持ちがわからない時の扱い方がとても具体的で、「目から鱗」でした。わからないことを追求せずはっきりしていることからスタートしてしっかり考える、それから偉人は気持ちを考えるのではなく「すごさの本質、その意味」を考えるというのは、納得のいく話でした。明日からまた頑張ります。

 今日はありがとうございました。「二人の弟子」では、『道信編』『智行編』『上人編』と3つの指導方法についてお話があり、「深い見方、考え方」を学ぶことができました。「二人の弟子」「足袋の季節」等では、気持ちがわからない部分の扱い方や「ゴゴ 94歳の小学生」では助言者のない教材の扱い方など、きっちとした授業分析、教材分析で多くの学びを得ることができ、やっぱり参加してよかったと改めて感じました。

今日も勉強になりました。資料の中で心が示されていない(行動や発言等がない)ところは問うことはできないので、心の変化がわかる人物の心を問い深めることが大切だということが分かりました。

人間のすばらしさ、よりよく生きる喜びを考えるのが道徳ですね。「対話」があって初めて学べるとナビに来ていつも感じます。

200回記念おめでとうございます。いつも以上に充実した勉強会でした。まずは、202回を超えること。出張ナビもどんどん開催して楽しくやりましょう!!」次の目標は250回ですね。

次回予告1:道徳ナビIN大阪12月会

日時:令和5年12月16日(土)13:30~17:00

場所:四天王寺東高等学校・東中学校

  〒583-0026 藤井寺市春日丘3丁目1-78

 近鉄南大阪線藤井寺駅南出口から徒歩約3分

次回予告2:道徳ナビIN淡路 淡路ナビ

日時:令和5年12月25日(月)13:30~17:00

場所:淡路市市役所

兵庫県淡路市生穂新島8番地

最寄り駅:バス停(淡路市役所前/兵庫県淡路市)徒歩3分

次回予告3:道徳ナビIN舞鶴 舞鶴ナビ

日時:令和6年1月27日(土)13:30~17:00

場所:西駅交流センター

624-0816 京都府舞鶴市字伊佐津213の8

  JR西舞鶴駅、KTR西舞鶴駅直結
  京都交通バス西舞鶴駅前